子どものいびきでお困りなら、最寄の終夜睡眠ポリグラフ検査による評価が可能な睡眠外来、睡眠障害の専門医に相談すると良いでしょう。
そして、耳鼻咽喉科で小児の睡眠時無呼吸の原因となっている上気道の評価(アデノイド・扁桃肥大の程度・鼻腔の通気性など)を受けることが重要です。
外来の待ち時間を短くするために、予約を取ります。
「こどものいびき治療の診察を受けたい」とお伝えください。
問診票に記入して頂き、現在の症状(イビキの程度、眠気など)を外来で
聞き取ります。喉の状態、漏斗胸がないかを診察します。
その後、簡単検査を行い終夜睡眠ポリグラフ検査予約を取ります。
睡眠時無呼吸症候群の病状の評価を行います。いびき呼吸、睡眠の質、および
血中酸素レベルの程度を調べることで重症度を判定することができます。
病院おいて保護者同伴で1泊して、終夜睡眠ポリグラフ検査を受けて頂きます。
外来を受診していただき、検査結果に基づいて治療管理を決定します。
病院の耳鼻咽喉科で手術が必要であると判定した場合は、病院へ紹介します。
(小児の睡眠時無呼吸の手術件数が多い施設)
いびき呼吸の程度・睡眠時無呼吸の重症度、睡眠の質を評価することができます。
病院に1泊して頂き、各種センサーを装着して脳波、眼球運動、呼吸、心電図、血液中の酸素レベル、脚の動きなどを調べます。
子供のいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療方針の不可欠な検査です。検査中はビデオ記録を行い、いびき音、寝相、睡眠中の呼吸状態を評価します。
特にビデオ記録は、睡眠時無呼吸症候群の病状の評価のため重要な役割を果たします。