当院は岐阜駅近くにある花粉症の専門外来を開設している病院です。毎年春に
鼻アレルギーによる、鼻水、鼻づまり、くしゃみ症状でお困りの場合は、
早めに抗アレルギー薬による治療を受けることを勧めます。
具体的には、飲み薬と点鼻薬によるスギ花粉症の治療を行っていますが、
病状が重い方には、漢方薬の併用も行っています。岐阜市の郊外にある関市、
各務原市からもご来院頂いております。
岐阜市にある阪野クリニック院長が、耳鼻科や内科の病院で行われている小児のスギ花粉による
アレルギー性鼻炎に対する治療の種類について動画で解説します。
スギ花粉の飛散が開始されると、季節性アレルギー性鼻炎(特にスギ花粉)による
鼻づまり、鼻汁、くしゃみが生じます。同時に鼻呼吸が困難となるので、睡眠中に
口を開けて眠ることが多くなりがちです。
その結果、下顎が後退するので、気道が狭くなり、いびき呼吸が出現します。
春先に病院外来に治療相談される方の臨床背景を総合すると、以下に示す病気を
お持ちの方が、いびき・睡眠時無呼吸症候群の症状が出現することが多いようです。
鼻中隔彎曲症、慢性副鼻腔炎(蓄膿症を呼ばれる)、慢性鼻炎を有している。
扁桃腺が大きい、アデノイド肥大を小児科、耳鼻科で指摘されたことがある。
スギ花粉症の流行時期に鼻閉があり、大きなイビキをかくのでどうすればよいか
治療の相談を受けることがあります。鼻の通りを改善させる鼻炎薬で対処しますが、
アデノイド肥大があり、アレルギー性鼻炎を合併すると病状が悪化します。
花粉症の時期、又は、風邪の流行期に、養育者が子供のいびき・無呼吸発作の出現に
気づく場合があります。その場合は睡眠外来への相談を考慮しましょう。